観光プロモーション事業を展開するエスビージャパン(八重瀬町、中元英機代表取締役)は、動画共有サイトYouTube(ユーチューブ)の動画再生で広告収入を得ている人気動画制作者YouTuber(ユーチューバー)に沖縄観光PRの動画を制作させ、登録者向けに配信する事業に取り組む。制作者には一人平均4~5万人の登録者がおり、人気が高い人は10万人以上で国内、海外を問わず、長くPR動画が配信されるのが特長だ。

動画共有サイトで広告収入を得るYouTuberら。沖縄PRに一役買ってもらう事業が始まる(エスビージャパン提供)

 ユーチューブを活用する動画制作の事業は50万円から受け付け、制作者1~2人に3~4分の動画を作ってもらう仕組み。動画は、制作者が登録されている限り広範囲な視聴者に長く届けられることから、既存の広告媒体を通すより低予算でPRできる利点もある。

 動画共有サイトで活躍する制作者約320人を登録管理し、ネットワーク化を手掛けているクリーク・アンド・リバー社(東京都、井川幸広社長)と連携する。現在、県内の自治体や観光協会などと事業の交渉を進めており年内にも動画を配信する考え。県内の観光地や特産品、祭り、企業PR、ゆるキャラなどをアピールしながら沖縄観光に結び付く動画制作に取り組む予定だ。

 制作者の中にはコスメ(化粧品)体験で人気を集めたり、ヒップホップに乗せて商品や観光地をPRするなど、オリジナリティーの高い多彩なコンテンツが評価を得ているという。

 6日、沖縄タイムス社を訪れた中元氏はユーチューブを活用した事業は県内初といい、「それぞれのテーマを見つけて一緒に仕掛けたい。県内、国内、海外に向けてたくさんの沖縄情報を発信していく」と意気込んでいる。

 問い合わせはエスビージャパン、電話098(998)1874。