【中城】村南上原の中城南小学校4年1組の児童たちが2日、県内の観光資源について学んだ。子どもたちは県内の魅力ある施設や娯楽などを考え、観光客に沖縄を楽しんでもらう方法を考えた。

寺本潔教授の授業を受ける、中城南小学校4年1組の児童=中城村南上原・同小学校

 授業は玉川大学教育学部と観光学部の共同研究「小学校からの観光基礎教育のモデル授業構築に関する研究-沖縄県を事例に-」の一環。観光業の収益が有望な県で、全県民がもてなす心や沖縄の魅力を考える人材になるために基礎教育で観光を学ぶことを目的としている。玉川大教育学部の寺本潔教授と同小学校教諭が知人であることなどから、授業開催が実現した。

 2校時続けた授業では、寺本教授が沖縄は国内有数の観光地と紹介。児童たちは人気の理由を考え、沖縄独特の自然や歴史、観光施設があることを挙げた。さらに観光客に沖縄の新たな魅力を提案するためグループで話し合い、「中城城跡の祭りに参加して特産品を食べる」など地域に根差した楽しみ方を発表した。

 授業を終えた寺本教授は「初めての経験で手探りだった。沖縄は多くの仕事が観光と関わるので、子どものころから県の特色や知識を学ぶ教育をやるべきだ」と訴えた。

 授業を受けた島袋麻帆さん(9)は「自分なりに沖縄の魅力について考える機会になった。観光について学ぶのは初めてなので、とても勉強になった」と満足した様子。山川泰成君(9)は「沖縄にしかいない動物がたくさんいることが魅力。勉強して、沖縄の魅力を県外の人に伝えたくなった」と笑顔で話した。