11月16日投開票の知事選をめぐり、現職の仲井真弘多氏(75)の選挙母体「沖縄21世紀ビジョンを実現する県民の会」が、同じく出馬を表明している前那覇市長の翁長雄志氏(64)に対し普天間飛行場返還問題の考えなどに関する公開質問状を提出することが7日分かった。8日に県民の会関係者が翁長氏の選挙母体事務所を訪ね、質問状を手渡す。

 県内主要選挙で公開質問状の手法が取られるのは異例。14日までに文書での回答を求め、回答された場合は内容を公開する。

 質問は(1)普天間移設を「いつ、どこへ」と考えているかを選挙前に具体的に示してほしい(2)辺野古埋め立て承認を「撤回」としない理由(3)翁長氏の選挙母体は「革新」ではないか(4)オール沖縄を掲げながら選挙母体事務所を2カ所に設置する理由(5)那覇軍港の浦添移設と普天間の辺野古移設の相違について-の5項目。

 県民の会関係者は「公開討論会などでは時間や質問数が限られるため、仲井真氏ではなく組織として疑問をただすため」としている。