重い心臓病のため米国での移植を目指す桑江中学校1年の松島良生(らい)君(12)を支援しようと、沖縄三越労働組合(下地和彦委員長)は8日、100万円を「らい君を救う会」に寄付した。

「らい君を救う会」役員の屋比久さんに寄付金目録を手渡す川満副委員長(右)=8日、県庁

 同労組は沖縄三越の閉店に伴い、退職を余儀なくされた組合員に積立金から「再就職活動費などに使ってほしい」と餞別(せんべつ)金を支給した。残った積立金について、組合員から「社会貢献に使ってはどうか」という意見が出たため、9月の臨時大会で松島君への寄付を決めた。

 沖縄県庁で「救う会」役員の屋比久里美さん(54)に目録を手渡した川満出副委員長(38)は「寄付には、沖縄三越労組OBやOGの思いも込められている。個人や企業にも支援の輪が広がってほしい」と呼び掛けた。

 「救う会」によると7日現在、寄付は10月末までの目標額1億6500万円の26%にとどまっている。問い合わせは同会事務局、電話098(989)7798(午前10時~午後4時)。