名護市辺野古への米軍新基地建設に反対する市民約3800人(主催者発表)が9日、沖縄県庁を囲んだ。「辺野古新基地NO」「県民は屈しない」と書かれたプラカードを一斉に掲げ、抗議の意思を示した。

沖縄県庁に向けてメッセージボードを掲げ、新基地建設に抗議する参加者=9日午後0時32分、那覇市・県民広場(田嶋正雄撮影)

 実行委員会が8月と9月、辺野古で開いた県民大行動の第3弾として企画し、「止めよう新基地建設! 10・9県庁包囲県民大行動」と名付けた。シュプレヒコールでは「サンゴのために」「ジュゴンのために」「未来のために」埋め立てをやめよう、と声を合わせた。

 ヘリ基地反対協の安次富浩共同代表は辺野古の陸と海で続く抗議行動を挙げ、「私たちは勝利するだろう」と強調。東村高江のヘリパッドいらない住民の会の石原理絵さんは「辺野古の海もやんばるの森も沖縄の宝。みんなで守っていこう」と訴えた。

 行動を呼び掛けた県選出野党国会議員や県議会野党会派、市民団体の代表もマイクを握った。仲井真弘多知事が昨年末、埋め立てを承認したことをあらためて批判。現在出されている埋め立て変更申請について、「県民の信を問うてから検討すべきだ」と、知事選後に判断するよう求めた。