旧平良市時代、県の事業として宮古島市立東小学校そばに整備された。約5千平方メートルの敷地内に遊歩道や駐車場などがある。多くの市民が早朝や夕方に森林浴を楽しみながらウオーキングやジョギングで健康づくりに励む。木々のアーチは、まぶしい夏の日差しを和らげ、野鳥の鳴き声が体中をリラックスさせてくれる癒やしのスポットでもある。緩やかな起伏が体に一定の負荷を加え、効果的な運動もできる。

木々に囲まれた涼しさの中、ウオーキングで汗を流す市民=宮古島市東仲宗根の「学びの森」

学びの森

木々に囲まれた涼しさの中、ウオーキングで汗を流す市民=宮古島市東仲宗根の「学びの森」 学びの森

 管理する市みどり推進課は、森の中に、A~Dの4コース(約490~800メートル)を設定。遊歩道内にはウオーキングの基本として(1)あごをひいて頭はまっすぐ(2)脇を締めひじは90度に曲げ、手は軽く振る(3)歩幅はやや大きくしっかりと踏み出す(4)背筋を伸ばし重心を高く、そして「周りの景色を楽しみながら歩いて」と呼び掛ける看板もある。

 「ほら、キンバト。鳴き声もする。あそこにはサンコウチョウの巣」。毎日のように森を訪れる浜川敏昭さん(66)は元バス運転手。野鳥の観察も楽しみながら、「1日1万歩」を目標に1、2時間程度歩く。20年ほど前はおなかが出て、「糖尿病予備軍」とも言われた。今では約20キロもやせてスリムに。

 「最高ですよ。身近なところに自然があり、健康づくりを楽しみながら続けられるなんて」と笑顔で話した。

 [メモ]入場無料。近くには市民球場や、市総合体育館、陸上競技場などもあり、運動施設が集まっている。宮古島市みどり推進課、電話0980(72)9784。