大型で非常に強い台風19号は10日、当初予想より西側の進路で北上した。沖縄気象台によると、沖縄本島は台風との気圧差で夜から暴風が吹いており、中南部は12日夜まで、北部は13日以降まで続く見込み。最接近は共に12日未明から明け方。

台風19号の影響で高波が打ち寄せる南城市=10日午後5時30分、南城市玉城(伊藤桃子撮影)

台風19号 10日21時現在

台風19号の予想接近時間

台風19号の影響で高波が打ち寄せる南城市=10日午後5時30分、南城市玉城(伊藤桃子撮影) 台風19号 10日21時現在 台風19号の予想接近時間

 消防によると、強風にあおられて5人がけがをした。中城村で70代男性と60代女性が転倒。豊見城市では50代男性と60代男性が台風対策の作業中、足を打撲した。宜野湾市でも80代女性が転倒し、右腕に軽傷を負った。

 南城市玉城糸数では10日午後9時44分、最大瞬間風速43・0メートルを観測。久米島は11日昼前から12日夜まで、大東島は11日昼前から12日明け方まで暴風が吹く。

 11日は本島で最大瞬間風速65メートルの猛烈な風が吹く恐れがある。11日夜には1時間に80ミリの猛烈な雨が降り、12日午前0時までの24時間雨量が200ミリに達する恐れがあるとして、気象台が注意を呼び掛けている。台風は10日午後9時現在、那覇の南南東約380キロにあって、時速15キロで北に進んでいる。中心気圧は925ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートル。