【堀江剛史通信員】今年で9年目を迎える沖縄県うるま市海外移住者子弟研修制度の研修生に渡部リリアン幸美さん(18)=3世=が決定し、9月18日、サンパウロ市のレストランで親族や関係者らが歓送会を行った。24日にブラジルを発ち、3カ月間、国際交流と文化学習を中心とした研修を行っている。

後列左から時計周りに山田孝由会長、渡部ルリ子さん、善美さん、千代子さん、幸美さん、寛和さん

 サンカルロス連邦大学でリハビリ学を学ぶ渡部さんは、うるま市出身の祖父母、同市への留学経験のある母と叔母の話を聞いて沖縄に興味を持った。「日本語はもちろん、書道や琉球太鼓も学びたい。帰国後は、沖縄の素晴らしさを伝えられれば」と意気込んだ。

 祖父母の照屋寛和(76)さん、千代子(75)さんは「故郷を知ってもらえるのはうれしい。古里には兄弟の孫たちがいる。若い世代で新しい絆をつくってほしい」と期待した。

 当地で研修事業責任者を務めた県ブラジルうるま市民会の山田孝由会長は、「沖縄文化をしっかり学んで、日伯交流に貢献できる人になってもらいたい」とエールを送った。