【長崎国体取材班】国内最大のスポーツの祭典が開幕-。第69回国民体育大会「長崎がんばらんば国体2014」が12日、長崎県諫早市の県立総合運動公園陸上競技場での総合開会式で幕を開けた。沖縄県選手団は、全国のトップを切って入場行進し、13日から始まる本番での奮闘を誓った。

上位進出を目指し気勢を上げる県選手団=長崎県立総合運動公園補助競技場(金城健太撮影)

 総合開会式を前に、県選手団は補助競技場で結団式を行った。翁長良成副団長(県体育協会副会長)は「台風19号で地元は大変な状況だが、そんなときだからこそ、沖縄の底力を発揮して、県民に勇気と感動を与えよう。ウチナーンチュの誇りと感謝の気持ちを持って、ともに戦おう」と激励した。

 バドミントン成年男子に出場する西平賢矢(沖縄リハビリテーション福祉学院)は「昨年の少年に続いて3回目の出場だが、高校の時とは違い、緊張して硬くなることはないと思う」と笑顔。「実業団の選手とも対戦するので、自分の力試しのつもりで挑みたい」と決意を新たにした。

 ソフトテニス少年女子の八重山高ペア、小林千華(3年)と高嶺彩羽(いろは、1年)は国体初出場。県総体でしのぎを削った名護高の二組と団体戦に臨む。小林は「いつもはライバル。県代表として高校最後の国体を楽しみたい」とうれそう。高嶺は「全国大会でたくさんのプレーを学び、次に生かしたい」と話した。

 公開競技の高校野球(硬式)には、沖縄尚学が県勢として4年ぶりに出場。春夏の甲子園では裏方としてチームを支えた3年生の宮里太基も選手としてグラウンドに立つ。「3年生みんなで出場する公式戦最後の大会なのでとても楽しみ。やるからには勝ちに行く」と力を込めた。

■台風で初日中止 県勢出場5競技

 第2日の13日は正式、公開合わせて21競技が予定されていたが、台風接近の影響で中止や変更が出た。

 12日午後8時現在で、県勢が出場予定だったレスリング、セーリング、フェンシング、カヌー、高校野球(硬式)の13日実施予定は中止が決定した。今後の台風の進路によっては、さらに日程の変更が予想される。

 このほか、テニス、ソフトテニス、アーチェリー、ゴルフは実施の予定だが、13日にあらためて可否を判断する。トライアスロンはバイクを実施せず、距離も短縮される。

 ボクシング、重量挙げ、卓球、相撲、バドミントン、空手、銃剣道、ボウリングは予定に変更はない。