沖縄県農林水産部が15日発表した台風19号の農林水産物被害総額(速報第2報)は、14日の第一報から2億円近く増えて10億5千万円となった。水産業が約8400万円増の4億2400万円で、久米島町や南城市の車エビ養殖施設の破損額増が主な要因。引き続き調査中のため、被害額が膨らむ可能性もある。

 車エビ関連の被害額はエビの流出などを含め約4億900万円になった。エビ養殖場の施設被害は9カ所で2億9096万円。高潮によるエビの流出などは27・5トンで1億1797万8千円だった。

 サトウキビの被害は約2億9200万円で、被害面積は1万722ヘクタール、被害量は1万3570トン。

 農業用施設やハウスなどの被害は4600万円。畜産業は牛舎の破損や肉用子牛の死亡で約1300万円の被害があった。林道の崩壊や決壊による被害額は4040万円だった。