システム開発の琉球ネットワークサービス(那覇市)とレキサス(うるま市)、観光情報発信のWAKON(那覇市)の企業3社が、外国人観光客向けのナビゲーションアプリ「OkiLuck(オキラック)GPS」を開発した。10月から来年1月まで、沖縄を訪れる外国人客100人を対象に実証実験を実施。広告収益を柱にしたサービスモデルとして確立し全国の観光地向けに販売を目指す。

現在地から周辺の観光情報を多言語で紹介するナビアプリ「OkiLuckGPS」の画面=17日、沖縄県庁

 県の中小企業課題解決・地域連携プロジェクト推進事業の助成金2千万円で、那覇市観光協会と情報通信研究機構(NICT)などの協力を得て開発。17日、琉球ネットの洲鎌寿幸取締役部長らがサービス概要を発表した。

 アプリは、タブレット端末で現在地と近隣の観光施設や飲食店などの情報を多言語で表示し、お店やツアーの予約、クーポン利用も端末を使い可能。5カ国語対応のWAKONのポータルサイト「オキナワ・トラベル・インフォ」のデータベースと、30言語に対応するNICTの翻訳アプリ「ヴォイストラフォーユー」を連携させた。

 旅行者の移動を容易にし、言葉の通じない地元の人とのコミュニケーションをサポートすることで、外国人客の沖縄観光の満足度を高め、消費拡大につなげる考え。

 現在は英語と中国語の繁体字のみでiPadminiに対応しているが、今後は対応言語を増やし、アンドロイド向けも開発する計画。掲載店舗のクーポン利用実績に応じた広告費を収入に充て、利用客が無料でアプリをダウンロードできるようにする方針。