重い心臓病のため米国での手術を目指す桑江中1年の松島良生(らい)君(12)を支援する「らい君を救う会」は17日、県庁で記者会見を開き、募金が目標額を上回ったことを報告した。同日までに2億2793万8183円に達した。良生君の両親も同席し、父の良道さん(43)は「良生の命を救うために支援してくれた方へ、心より厚くお礼申し上げます」と感謝した。

 病院で目標額達成の知らせを聞いた良生君の様子について「喜んでいる。手術に向けて、いつも以上に治療やリハビリを頑張っている」と語った。

 週明けにも手術の前金150万ドル(約1億6200万円)を振り込む予定。入金が確認されると、渡米へ向けての準備に入り、年内の手術を目指す。

 當山みゆき共同代表によると、手術に伴う現地滞在は6カ月を見込んでいる。募金額から前金を差し引いた残金は、手術に伴う治療費や滞在費に充てられる予定。

 「救う会」は9月22日に発足し、募金活動を始めた。当初は、2カ月ほどの運動期間を想定していたが、予想を上回るペースで集まり、活動開始からわずか1カ月足らずで目標額を達成した。