【中部】沖縄周辺の海上を14日訓練飛行していた米軍嘉手納基地所属のF15戦闘機から、エンジン付近の重さ約400グラムのパネル状の部品が落下していたことが分かった。落下場所は不明だが、けが人や被害の報告はないという。

 米空軍が18日、沖縄防衛局や県、周辺市町村に報告した。訓練後に同基地内で整備、点検していたところ、部品の欠落に気付いたという。

 県基地対策課は20日、同局と同基地に対し、部品落下事故が相次いでいることに強い懸念を示した上で、原因の究明と公表、再発防止の徹底を口頭で求めた。

 F15は2日にも飛行訓練中に操縦席の後部に取り付ける重さ約2・5キロのチタン合金製パネルを落下させたばかり。

 在欧米空軍のF15D戦闘機は8日(現地時間)、英国東部で訓練中に墜落、炎上している。県内での米軍航空機からの部品落下事故は今年に入って9件目、F15だけでも4件目になる。

 嘉手納飛行場に関する三市町連絡協議会の當山宏会長(嘉手納町長)は「あきれてコメントしようがない。いいかげんにしてほしい」と強調。「再発防止、安全確保の徹底ができていない。全機飛行停止して徹底的に調査するべきだ」と怒りをあらわにした。