【名護】米軍普天間飛行場の名護市辺野古の新基地建設で、反対する団体のメンバーら約60人は23日午前、キャンプ・シュワブのゲート前で、石綿(アスベスト)を含むシュワブ内の既存建物の解体工事について説明するよう求め、立ちふさがった。

ゲート前に立ちふさがる住民らを強制的に排除する県警の警察官ら=23日午後0時17分、名護市のキャンプ・シュワブゲート前

 沖縄県警は同日午後0時16分、道交法違反や威力業務妨害の疑いがあると警告した上で、機動隊を投入し、強制排除した。ゲート前での強制排除は約2カ月ぶり。住民らは住民説明会の開催を求め、ゲート前での座り込みを継続する意向を示している。基地内に出入りする車両が最大で45分間、足止めされた。

 メンバーらは「飛散性アスベストに関する周辺住民の健康対策が十分なのか、何の説明もないまま、物騒な工事が行われようとしている。断じて許すことはできない」と訴え、シュワブ内に待機している沖縄防衛局の担当者に向けて、ゲート前で説明するよう拡声器で呼び掛けた。