「指名があるか不安だっった。安心した」。三菱日立パワーシステムズの福地元春(24)は、会社がある横浜市の会見場で、ほっとした笑顔をみせた。

DeNAから4位指名されポーズをとる福地元春=横浜市の三菱重工横浜ビル(宮城栄作撮影)

 チームメートの投手・野村亮介(21)が早々と、中日から1位指名を受けたこともあり、テレビの前で落ち着かなかった。今後は投げ合う立場。「4位指名でも、切磋琢磨(せっさたくま)して、負けないように活躍したい」と前を見据えた。

 社会人1年目の昨季は18試合に登板し、イニング数43を上回る54の奪三振。パワーがあり、空振りを奪える豪腕投手として、スカウトからの評価も高かった。

 社会人時代と同様、プロでもリリーフ投手を目指す。「中畑監督にもパワーピッチをアピールし、チームに貢献したい」。ルーキーイヤーから「即戦力」としての活躍に意欲を示し、対戦したい相手に巨人・阿部慎之助を挙げた。

 ドラフト会議中、沖縄の友人からもメールや電話が相次いだ。宜野湾市での春季キャンプも楽しみという。「まず、沖縄にいる両親に感謝と指名の報告をしたい。ずっと願ってましたから」と話した。

[ふくち・もとはる] 1990年6月生まれ。東江中、福岡・自由ケ丘高校、九州共立大を経て三菱日立パワーシステムズ入り。左投げ左打ち、182センチ、92キロ。