沖縄観光コンベンションビューローは24日、ヒルトン沖縄北谷リゾートで世界に通用する観光人材育成事業「経営者セミナー」を開き、リウボウホールディングスの糸数剛一社長が講演した。糸数社長は、那覇市牧志の沖縄三越跡で展開する観光施設について「差別化された良質な土産品、エンターテインメントを充実させれば、国内や外国からの観光客、地元客が集まり、国際通りは総合的に魅力が高まる」と活性化に意欲を示した。

国際通りの活性化を強調した糸数剛一社長=ヒルトン沖縄北谷リゾート

 企業経営は「強み」を圧倒的に強くすること、と強調。観光にも当てはまるとし「沖縄はいくつかの強みを持つが、地理的な優位性は生かし切れていない。アジアから一番近い日本という強みを自覚し、戦略を考えるべきだ」と提起した。

 また、沖縄観光への満足度は高いものの、土産品に対する評価は低いと指摘。

 洋菓子製造のエーデルワイスと食品製造・販売のオキコが新会社・エーデルワイス沖縄を設立した意義に触れ「高い技術力を県内の企業が吸収し、土産品のクオリティーを高めていく先例」と評価。「後に続く企業を増やすためにも、絶対に成功させなければならない」と述べ、同社の商品をデパートや空港売店で販売するなど、業界のレベルアップに向けて連携する考えを示した。