【浦添】屋富祖通り会(真栄田健作会長)が映画を通じた町おこしを始めた。通り会の店舗に映画の無料入場券を置き、それを目当てに入店してもらおうという試みだ。第1弾はシニア層をターゲットに石原裕次郎主演の「嵐を呼ぶ男」を選び、19日に屋富祖公民館で上映した。

「アップで撮って」と写真撮影に応じる上原直彦さん(右)=19日、浦添市の屋富祖公民館

 イベント名は「小さな通りの小さな上映会~屋富祖通り映画祭~」。国の地域商店街活性化事業(にぎわい補助金)を使い、第2弾(11月16日)はジャッキー・チェン主演のアクション映画「ツインドラゴン」で30~40代、第3弾(12月13日)は「オキナワノコワイハナシ3D」で10代を呼び込もうと計画している。

 19日の上映会では、RBCiラジオ「民謡で今日拝なびら」でパーソナリティーを務める上原直彦さんがトークショー。20代のころ、「慎太郎刈り」(前髪を長めに残して脇を刈り上げた通称坊ちゃん刈り)で国際通りを歩いていたことを明かし、「あのころはどこへ行っても裕次郎だらけでした。ただ、みんな脚の短い裕次郎でしたがね」と笑わせた。

 上原さんにとって屋富祖通りは、仲間とそばを食べに行って青春を語り合う「集(あち)まい所(どぅくる)」だったといい、活性化に向けた通り会の挑戦にエールを送った。映画祭についての問い合わせは、実行委(インディボンドネットワークス)、電話098(870)5688。