【浦添】プロボクシング元世界王者でタレントの具志堅用高さん(59)が21日、浦添市てだこ大ホールで「人生哲学」と題して講演した。笑い話ににじむ信念や苦労の話に約千人が耳を傾けた。北那覇法人会の主催。

トークで会場を沸かせる具志堅用高さん=21日、浦添市てだこ大ホール

笑い声を漏らす参加者

トークで会場を沸かせる具志堅用高さん=21日、浦添市てだこ大ホール 笑い声を漏らす参加者

 会場から「座右の銘は?」と聞かれた具志堅さんは、きょとんとした表情で自分の目を指さし「…左右の目?」。ボクシング少年に勝利の秘訣(ひけつ)を問われると、勇気を持ってリングに上がることだと助言し「私なんか『行け』と言われる前に行っていた。相手の耳もかじっていたもんね」と笑わせた。さらに、通っていた興南高校の部室で立ち小便をした経験を明かしたり、年収を聞かれて「今言ったら税務署が来てしまう」とかわしたりした。

 タレント業とボクシングジムの経営を両立する具志堅さんは「ジャブより早い10秒以内の解答に付いていけないのよ」と、クイズ番組に出演するつらさを吐露。世界王者の育成については、ジムのオーナー自らがファイトマネーを集めなければ対戦相手を呼べない現状に苦言を呈した上で、「テレビもジムも諦めない。最後までやり通すのが自分。皆さん、テレビ画面に手を振ってください」と締めくくって拍手を浴びた。