沖縄気象台が発表した翌日の降水確率予報が大きく外れた日数は2011年から13年までの3年間、最大で全国平均の1・8倍に上っていたことが沖縄タイムスの調べで26日までに分かった。“台風銀座”と呼ばれる沖縄の地理的特徴が、降水確率予報を難しくしている。(新垣卓也)

沖縄地方の「大外れ」平均日数

 逆に最高気温の「大外れ」は全国平均の約3分の1、同じく最低気温は約3分の2と少なかった。

 気象庁は(1)降水確率が50%以上ぶれた場合(2)最高・最低気温が3度以上違った場合-を「大外れ」と定義している。

 3年間の降水確率の「大外れ」は全国26~27日に対し、沖縄36~49日で推移した。

 沖縄気象台によると、降水確率が外れやすいのは台風や熱帯低気圧が発達しながら接近するのが主な原因。「進路や速度が変わりやすく、雨雲の位置が予想と違うと、降水確率の『大外れ』が多くなる」と説明する。

 実際、過去3年間で最も台風の接近が多かった12年は11、13年と比べ、「大外れ」日数も多かった。

 一方、最高気温は全国37~38日に対し沖縄10~16日、最低気温は全国23~24日に対し沖縄13~16日だった。

 最高・最低気温が外れにくい理由は陸地面積が狭いため。陸は海に比べて暖まりやすく、冷めやすいことから、面積が広い本土では気温変動の大きな要因になっている。

 気象庁は予報精度を上げるため、全国各地の「大外れ」日数を集計。代表的な事例を検証し、11年より1割減らすことを16年までの目標にしている。