【伊是名】広島交響楽団の演奏会が21日、伊是名村内であり、ブラームスやベートーベンの曲など全8曲を演奏した。来場者たちは迫力ある演奏を堪能したほか、伊是名小6年生の東江こころさんと伊是名中学3年生の諸見伊音君が指揮に挑戦した。

指揮者体験をする東江こころさん(前列中央)と諸見伊音君(同左)=21日、伊是名村・村臨海ふれあい公園体育館

 演奏会は文化庁の文化芸術による子供の育成事業(巡回公演事業)の一環。

 演奏会は、ビゼーの代表作オペラカルメンより「第1幕への前奏曲」からスタート。演奏のほかに、フルート奏者の岡本弥生さんから楽器の紹介があり、初めて見る楽器やその楽器が出す音に、子供たちの目が輝いた。

 指揮者体験では、東江さんと諸見君が運動会の挿入曲でおなじみのオッフェンバックの「カンカン」を指揮。緊張の中、オーケストラ65人を率いて、最後までやり遂げた。

 小学生との合同合奏では「ビリーブ」を披露。児童たちは、6月の事前ワークショップから入念に練習を重ね、本番では一生懸命演奏していた。中心となって指導した伊是名中学校音楽専科の大城清香教諭は「子供たちが自分の持っているいろいろな可能性を引き出すきっかけになればうれしい」と興奮気味に話した。(末吉雅枝通信員)