新城銀二(八重山)がトラック3冠を達成した。「やってきた練習の成果が出た。めげずにやってきてよかった」と表情を緩めた。

16キロポイントレース決勝で優勝した八重山の新城銀二=県総合運動公園自転車競技場(伊藤桃子撮影)

 26日のロードレースでも首位でゴールを駆け抜けたが、走行妨害で無念の2位降格。悔やしさいっぱいで大会最終日の朝を迎えたが「終わったことはしょうがない」と気持ちを切り替えた。

 朝一番の種目は1人ずつがトラックを3周する1キロタイムトライアル。前日の鬱憤(うっぷん)を晴らす走りを展開、唯一の1分12秒台で二つ目の栄冠を手にした。「体調は万全でなかったが、いいタイムが出た」と満足そうだった。

 6周ごとの順位得点の累計で競う16キロポイントレースは、前半から上位に食い込み、2位に4点差をつけて危なげなく勝利し、3冠を成し遂げた。「集団での位置取りがよかった」。レース中の駆け引きで手応えをつかんだ。

 11月22、23日の九州大会(熊本)でも活躍が期待される石垣島育ちの17歳。「離島から参加するのは、みんなの支えがあるから。結果で恩返ししたい」と闘志を燃やした。(花城克俊)