【東】東村高江で国内希少野生動植物種に指定されているノグチゲラの死骸が相次いで見つかっている。民家と高江小中学校で2月に1羽、8月に2羽、28日に1羽が死んでいるのが確認された。いずれも交通事故ではなく、窓に衝突して死んだとみられる。

窓にぶつかって死んだと見られるノグチゲラ=28日、東村高江の高江小中学校

 4羽中3羽は高江小中学校で死んでいた。3羽目の死が確認された8月、衝突防止用のフィルムを窓に貼り付けて対策を講じていたが、28日午後にオスの成鳥の死骸が見つかった。

 村ノグチゲラ保護監視員の中村保さん(70)は「40年近く観察してきたが、短期間で4羽も死ぬのは初めて。環境の変化と言えばオスプレイの飛来しか考えられず、重低音でパニックを起こしているのかもしれない。異常事態と捉えている」と話した。

 中村さんは近く、村と村教育委員会に現状を報告する。同小中学校上空は日常的に米軍機が飛行しており、オスプレイの重低音で教室の窓が1分間にわたって震動することもあるという。