【九州高校野球取材班】来春の選抜大会出場校選考の重要な参考資料となる高校野球の秋季九州大会(第135回九州大会)で、初の4強進出を決めた沖縄第2代表の糸満は29日、福岡県の北九州市民球場で行われる準決勝第2試合(午後0時半開始予定)で、決勝進出を懸けて神村学園(鹿児島1位)と対戦する。

準決勝に向けシートバッティングで調整する池間誉人(中央)ら糸満ナイン=福岡県北九州市・星琳高校総合グラウンド(金城健太撮影)

準決勝の神村学園戦に向け調整する糸満の上位打線。(右から)岡田樹、大城龍生、池間誉人

準決勝に向けシートバッティングで調整する池間誉人(中央)ら糸満ナイン=福岡県北九州市・星琳高校総合グラウンド(金城健太撮影) 準決勝の神村学園戦に向け調整する糸満の上位打線。(右から)岡田樹、大城龍生、池間誉人

 九州地区の選抜出場枠は四つで、糸満は現時点で「有力」となっているが、決勝進出を決めれば「当確ランプ」がともる。

 糸満は、4強入りを決めた試合から一夜明けた28日、北九州市内のグラウンドで約2時間、実戦形式のシートバッティングを中心に軽めに調整した。

 快音を響かせた主将の池間誉人は「(神村学園戦は)打撃戦になる。しっかり打って勝ちたい」と引き締め、2試合で3盗塁の岡田樹は「上位打線で好機をつくり機動力で相手を揺さぶりたい」と、かき回す作戦だ。前日の準々決勝で勝ち越し打を放った大城龍生は「モチベーションは最高」と絶好調をアピールした。

 先発が予想されるエースの金城乃亜は「ストライク先行で丁寧に低めを突きたい」と決戦を見据えた。

 対戦する神村学園は準々決勝の東福岡戦で16安打の猛打と逆転サヨナラ勝ちで勢いに乗る。対する糸満も初戦、準々決勝と2桁安打と負けていない。

 上原忠監督は「点の取り合いになる。完封はまず無理」とし、準々決勝で2番手として好救援した安谷屋正貴を含めた「投手陣の踏ん張りが鍵になる」と話した。「選抜出場が懸かる大事な試合。手綱をしっかり締めて勝ちに行く」(粟国祥輔)

■きょうの試合

▽準決勝〈北九州市民、10時〉

九州学院-九産大九州

神村学園-糸満