沖縄県が28日発表した2014年上半期(1~6月)の「沖縄リゾートウエディング」実施組数は、前年同期比22%増(942組増)の5231組で、上半期の過去最高を記録した。ウエディングの参列者ら来県者数は国内外から8万9519人、挙式費用や滞在費などによる経済効果は約78億7千万円と推計した。

沖縄リゾートウエディングの推移

 国内は19・6%(772組)増の4716組、海外は前年に引き続き香港や台湾を中心に大幅に増加し、49・3%(170組)増の515組で前年同期の最高を更新した。全体の8割を占める人気のチャペルウエディングに加え、沖縄の風景を生かしたフォトウエディング(1・5割程度)も増加している。

 来県者数は国内8万3016人、海外6503人。経済効果は国内が約71億7千万円、海外は約7億円だった。今年から国内・海外別の消費額に基づく調査を加えており、前年との比較はできない。県の14年の目標組数は1万3千組(国内1万1700組、海外1300組)。

 観光客の伸びとともに挙式件数も増加している。リゾートウエディングに特化した県のプロモーションに加え、業界団体の沖縄リゾートウェディング協会が家族旅行向けの挙式プランを企画提案するなど、新たな需要の掘り起こしに取り組んでおり、県はその成果の表れだとしている。

 地域別では国内では関東が4割を占めトップ。海外は香港が5割超を占め最も多く、前年同期比1・6倍。台湾は約3割で、今上半期は約1・5倍と好調が続いた。挙式する地域で戸籍法に基づいた婚姻届を市町村役場に届け出ることができる「リーガルウエディング」は全体組数の約25%に当たる127組が実施。香港客の利用が多く、読谷村や国頭村、恩納村などを中心に受け入れ態勢を整える自治体も増えている。

 調査は、県内事業者59社を対象に実施し、回答があった主要25社の実績をまとめた。