【沖縄】銀天街組合の解散で集客イベントが失われるのに危機感を抱いた飲食店主らが中心となって、このほどコザ十字路通り会を発足させた。音楽家や工務店経営者ら友人、知人の協力を得て、低予算で継続できるイベントの企画や、うどんやラーメンなどが味わえる屋台村をつくる。銀天街以外の通り会や市内の街づくり団体とも連携し、持続的に人を呼び込んでいける商店街ならではの魅力をつくっていく。

イベント事業部長の森寛和さん(前列左)、飲食事業部長の要守良さん(同左から2人目)らコザ十字路通り会のメンバー=16日、沖縄市照屋

 通り会は、若手店主らと7月に初開催した「コザ十字路まつり」を企画したショットバー「アイラ」の経営者、森寛和さん(47)と、銀天街に現在整備中の巨大壁画前の広場に屋台村をつくろうと動いている屋台「神響ラーメン」の経営者、要守良さん(53)の活動が一緒になり、9月15日に発足した。

 会員数は10人で代表は置かず、森さんがイベント事業部長に、要さんが飲食事業部長に就き、友人、知人がボランティアで活動をサポートする。森さんは「長年続いていた銀天街まつりがなくなり、このままではいけないと声を掛け合った」と話す。工務店を経営する友人から廃材を調達し、別の友人から音響機器を借りることで経費を抑制、今後も継続できるイベントにする考えだ。

 要さんは「市内の街づくり団体の中には活動を評価してくれる人たちがいる。これから一緒に企画を考えていければ」と話す。美里通り会と集客で連携する話も出ており、将来的には中部地区の各通り会に呼び掛けての共同企画も思い描いている。

■31日に十字路祭り開催

 コザ十字路通り会は31日午後4時から、沖縄市照屋の銀天街で2回目となるコザ十字路まつりを開く。午後7時半までは子どもの部で巨大迷路や輪投げ、ジュースを使ったカクテル体験などのコーナーを設置する。小学生以下は無料で焼き鳥や団子、綿あめなどが食べられる。午後8時からは大人の部で、アコースティックライブや大道芸、ダンスショーなどが開かれる。

 「ハロウィーン」の日にちなみ、売り場の店主が仮装して盛り上げる。会場では、心臓移植が必要な桑江中1年の松島良生君に贈る寄付も募る。問い合わせは森さん、携帯電話090(8292)6256。