中国の航空大手海南航空グループの首都航空(北京市)が29日から、杭州-那覇間でチャーター便運航を始めた。水曜と土曜の毎週2往復を運航。現在、国土交通省に定期便としての運航を申請しており、早ければ来年2月にもチャーター便を定期便に切り替えて運航する計画。

チャーター便の運航を開始した首都航空の胡明波董事長(中央)、中華人民共和国駐福岡の李天然総領事(右から3人目)=那覇空港国際ターミナル

 北京からのチャーター便で実績のある海南航空傘下のカイサー旅行社(北京市)が現地での集客を担っている。沖縄では沖縄ツーリストと大新華ホリデージャパンの2社が観光客の受け入れを担当する。

 沖縄観光コンベンションビューローは同日夜、初便で那覇空港に降り立った乗客ら約160人を迎える歓迎式典を開き、関係者らに花束が贈られた。

 初便運航に合わせて来県した中華人民共和国駐福岡総領事の李天然氏らが同日、県に高良倉吉副知事を訪ね、中国と沖縄における今後の交流の展望を語った。面談後、取材に応じた李氏は「来年度以降、観光交流を中心にもう一歩、沖縄との親交を深めたい」と話した。県と連携して天津や青島、大連など他都市にも航空路線網を広げるだけでなく、クルーズ船の誘致や大学・高校生らとの相互交流、物産や農業交流などを進めていく考えを示した。