【那覇】中心市街地にある市営緑ケ丘公園の拡張工事や管理のあり方について、近隣のくもじ地域自治会(東恩納寛治会長)は27日、工事を進める那覇市との意見交換会を旧久茂地小学校で開いた。市が公園の出入り口3カ所に設けたオートバイ進入防止柵をめぐる課題など、約2時間、住民は苦情や要望を伝え、市は対応の可否や方針を説明した。

緑ヶ丘公園に那覇市が新設した柵。オートバイの進入を防ぐ一方で、ベビーカーや車いすが通れなくなっている=29日、那覇市牧志

緑ヶ丘公園の拡張工事や管理について、那覇市の担当者に意見を言う住民(右端)=27日、那覇市・旧久茂地小学校

緑ヶ丘公園に那覇市が新設した柵。オートバイの進入を防ぐ一方で、ベビーカーや車いすが通れなくなっている=29日、那覇市牧志 緑ヶ丘公園の拡張工事や管理について、那覇市の担当者に意見を言う住民(右端)=27日、那覇市・旧久茂地小学校

 住民15人と、市の公園管理課、花とみどり課の職員計7人が出席した。住民はまず「公園の出入り口に柵が設けられたため、ベビーカーや車いすが通れなくなった」と訴えた。市側は「配慮が足りず申し訳ない」と陳謝。「1カ所は(ベビーカーなどが)通れるように柵を移動した。近々バイク進入禁止を示す看板も立てる」と対策を説明した。

 住民からは「遊具が老朽化して危ない上、砂場も犬猫のふんで汚い」「くずかごがないのでごみが散らかる」との苦情も出た。公園の管理棟を「住民が有効に使えるようにしてほしい。集会所ができるといい」、バスケットボールリングを増設する市の方針に「増やすのはいいが、深夜までバスケをされると住民の騒音になる。対策を考えてほしい」といった要望も出た。

 市は「老朽化した遊具や砂場は撤去する」と説明。住民による公園管理棟の利用は「できる可能性がある。ただ運営ノウハウが大切で、収益を生める方法を研究する必要がある」、バスケットボールの騒音対策は「まだ設計段階なので調整できる」と応じた。一方、くずかごの要望については「家庭ごみの投棄につながる恐れがあり、新設はしない」と理解を求めた。