初代ネーネーズのメンバー古謝美佐子、宮里奈美子、比屋根幸乃の3人に島袋恵美子が加わった女性島唄グループ「うないぐみ」の単独初ライブ「うないぐみ 初唄会」が11月3日午後5時から、読谷村文化センター鳳ホールで開かれる。古謝は「一人一人の成長を感じられるライブ」と意気込みを語った。

「うないぐみ」のファーストアルバムについての思いを語る古謝美佐子=那覇市・沖縄タイムス社

 「うないぐみ」は、古謝と宮里、比屋根が2005年に結成した「さんさら」に、島袋が参加した形になる。「『さんさら』から10年。それぞれが年を重ねて、歌い方や声質に時代の流れで得たものが加わった。恵美子も一緒に気心の知れた仲間で和気あいあいと歌うよ」と古謝はうれしそうに語る。グループ名を「私たちは歌を通してのうない(姉妹)だから。もちろん私が長女で、厳しい姉」と笑って説明。「ぐみ」は、組織としての「組」と気持ちを込めるの「クミ」の意味を重ねる。唄者がしっかり心を込めて歌ってこそ、初めて観客に届くという古謝の信念からだ。

 ライブでは、ファーストアルバム「うない島」(ライブ会場で先行発売、一般発売は15年初頭)を中心に、オリジナルから伝統民謡まで幅広い曲を披露する予定だ。アルバムには戦後70年も意識して、「1945の春」「南洋数え唄」など戦争をテーマにした曲も収録する。母親や体験者から沖縄戦の悲惨な話を聞いている古謝は、「過去があって今の沖縄があり、未来へつながる。その記憶や思いを受け止めて歌う」。

 3日の沖縄公演を皮切りに、大阪・東京・名古屋・福岡を回る初唄会。「県外の人に、ぜひ聞いてほしい」と期待を込めた。入場料は一般前売り3500円、高校生以下2千円。問い合わせはピーエムエージェンシー、電話098(898)1331。