【南城】2日開催の尚巴志ハーフマラソンの参加者に贈られる陶製のメダルにひもを通す作業に、南城市大里仲間の市地域活動支援センター「野の花」の通所者が汗を流した。8千個余りのメダルの小さな穴に、十数人が4日をかけた。通所者は「一生懸命走ってゴールしてほしい」と期待している。

記念メダルにひも付け作業をした障がい者支援施設「野の花」の通所者たち。ランナーにエールを送っている=南城市大里仲間

 市内の知的、精神障がい者らの通う「野の花」では10月上旬、作業を行った。普段はちんすこうの袋詰め、飛行機の搭乗客が使うイヤホンの汚れを取る作業をしている。いつもと違う仕事は気分転換にもなり、「楽しかった」「やりがいを感じた」と好評だという。一生懸命作業したという上原尚子さん(54)は「日ごろの練習成果を発揮して、完走を目指して」とエール。玉寄兼也さん(41)は「小さな穴で通しづらい時もあったが、通ったらいい気持ちだった。ランナーを応援している」と話した。

 メダルは、表に琉球王家の尚家の家紋がデザインされており、直径8センチほど。完走者には、併せて完走証も贈られる。