【沖縄】沖縄珈琲(コーヒー)生産組合(宮里直昌組合長)が1日、発足した。組合員は20人で、大半が栽培歴25年になる宮里組合長がアドバイスして栽培を始めた。今後、情報交換しながら技術力向上などに取り組み、県産コーヒー豆の安定生産やブランドの確立を目指す。

「沖縄珈琲生産組合」設立総会で、事業計画を説明する宮里直昌組合長(左手前)=沖縄市上地

 1日は沖縄市で設立総会を開き、設立目的などを確認。すべての豆を無農薬で栽培することで、安心と安全性をPRする。

 発起人で生産農家の宮里組合長は「県産コーヒー豆はマイルドで香ばしく、県内外に根強いファンがいる」と味の素晴らしさを強調した。

 ただ、豆は強い日差しや強風、寒波に弱く、一定の収穫量を確保するためには防風林設置などの災害対策が不可欠だという。

 宮里組合長によると、県内のコーヒー豆生産者は趣味で栽培している人も含め約60人。

 宮里組合長は宜野座村で多いときは年間100キロ前後を収穫、自身が経営する喫茶店で提供している。

 組合員のほとんどが兼業のため今後、セミナーや講演会を通して栽培技術を上げ、組合員が協力して収穫量を増やし、販路拡大を目指す考えだ。