中国皇帝が琉球国王を任命する一連の行事を再現した「冊封使行列・冊封儀式」が1日、那覇市の首里城公園であった。首里城祭(主催・同実行委員会、共催・沖縄タイムス社、首里振興会)の一環。訪れた人たちは、琉球と中国の音楽が演奏される厳かな雰囲気の中、世子(せいし)(王子)が、即位する瞬間に見入った。

格式高く再現された、琉球国王を任命する「冊封儀式」=1日午後、首里城(伊禮健撮影)

 1800年の尚温王の即位の記録を基に再現した。約30人の冊封使行列は、琉球大学の学生や中国人留学生、首里高校生らが務め「御座楽」の演奏とともに首里城正殿前の御庭(うなー)に入った。

 照屋大地さん(20)扮(ふん)する世子が御庭に登場。設けられた「宣読台」で、中国皇帝の任命文書「詔書(しょうしょ)」「勅書(ちょくしょ)」が中国語で読み上げられ、正式に国王となった。

 2日は午後0時半から那覇市の国際通りで「琉球王朝絵巻行列」が行われる。