■1500万人呼び込む 下地幹郎氏

 「沖縄経済のリーディング産業」として位置づけ、10年後に観光客1500万人、1兆5千億円収入の産業にしていくことを目標に取り組む。そのために、沖縄を世界から選ばれる国際観光地にしていく。

 できるだけ多くの県民が最小限の多言語ができる環境をつくり、北、中、南部、宮古、八重山に「多言語習得無料塾」を開設し、多言語の「沖縄地域限定案内士」を戦略的に養成する。

 1500万人の受け入れに対応するため、那覇空港の第2滑走路整備と国際ターミナルビルの大幅改築、USJの誘致、プロスポーツを産業化するボールテーマパーク構想、5万人規模のコンベンション施設、琉球空手道の総本山構想などの実現に取り組む。

 県内どこでもワンコイン(500円)バス移動、千円の船賃、5千円の航空賃にして島々の入域観光客を倍増する。

■高額消費層増やす 喜納昌吉氏

 急増するアジアやロシアの富裕層をターゲットに、カジノを含む長期滞在型高級リゾートや、医療・介護・保養ツーリズムなど、高額消費する観光客の層を増やす。

 県外資本のレンタカーを規制し、ホテル従業員の県民採用比率を向上させるなど、観光収入が地元企業を潤し、県民所得の向上に直結するような観光政策を実施する。

 世界ウチナーンチュ大会を発展させ、世界の県系人が参加する文化オリンピック、世界先住民の交流会を開催する。

 また、観光立県・沖縄が国際化に対応できるような人材を育てる観光大学を創設。英、中、韓国・朝鮮語で対応できる外国人ケア課を設置する。

 案内板・標識などを日・英・中・ハングルの4語併記にする。民間にもリーフレット・メニューなど4語併記を推奨する。

■収入1兆円目指す 翁長雄志氏

 国内・国外観光客の接客を戦略的に実施し、2021年をめどに、観光客1千万人超、観光収入1兆円超を目指す。

 沖縄観光の高度化を図るための「観光戦略会議」を設置するとともに、沖縄観光の安全・安心の構築と観光促進を図る「観光基金」を設置する。クルーズ船の需要の増大に対応するために20万トン超級のクルーズバースを設置する。

 自然、文化、伝統、万国津梁の精神など沖縄のソフトパワーにけん引される好調な沖縄観光の将来に影響を及ぼしかねないカジノに反対。幅広い集客効果が期待されるUSJの誘致、大型MICE施設の整備推進、J1対応の本格的なサッカー場の整備、十数面のサッカー場を多面的に網羅したボールパークを整備し、国内外チームの誘致を図る。空手道・古武道の聖地としての空手道会館の整備を図る。

■空港や港湾を拡充 仲井真弘多氏

 県の入域観光客数は、沖縄振興一括交付金を活用した誘客プロモーションの展開などで本年度は700万人を超えると見込まれる。国内・海外の航空路線拡充の動きやクルーズ船の寄港回数の増加、那覇空港第2滑走路とクルーズ関連施設の整備促進などで今後も観光客数は増加すると考えている。観光客の受け入れ態勢の整備が重要である。

 このため空港や港湾、陸上交通などの機能拡充、南北縦貫鉄軌道、東海岸に次世代型路面電車(LRT)等新交通支線の導入、宿泊・観光施設等の充実、観光人材の育成等に取り組む。

 多様で魅力ある観光地づくりに向けて、2万人規模の大型MICE施設の建設に取り組むほか、USJを誘致するなど、世界水準の国際観光リゾート地域の形成を図るなかで、入域観光客1千万人超、観光収入1兆円の実現を目指す。