【南風原】南風原町新川の企業「ユーイ・ファクトリー」の幸地賢尚(まさたか)代表は10月29日、町役場に城間俊安町長を訪ね、同社製造の沖縄県産ハブ革の財布が、県商工会特産品コンテストで県知事賞に輝いたと報告した。城間町長は「嫌われ者のハブを商品化するとは素晴らしい」と喜んだ。

県産ハブ革の財布で、県商工会特産品フェア県知事賞を受賞した幸地賢尚さん(左から2人目)ら=10月29日、南風原町役場

 受賞賞品はハブ革財布クガニロング(2万5920円)で、横19センチ、縦9・5センチ、厚さ2・5センチ。ハブ革が水や熱に耐えるよう加工するなめし作業から全て、県内で行ったことが評価された、という。

 幸地さんは「財布を一つ作るのに、2日ほどかかる。ハブ革はとてもきれいで、魅力的」と報告。商品にできるハブの体長は120センチ以上で、本島南部と北部でも模様が違うと説明すると、町長らは興味深そうに聞き入っていた。

 ユーイ社は2008年に創業。ハブ革製品は、キーホルダーやベルト、スマートフォンのカバーなど約100品目ある。