那覇-沖縄市間を専用バスレーンで結ぶ基幹バスの導入をめぐり、浦添商工会議所(西村聰会頭)が、県公共交通活性化推進協議会(池田孝之会長)に対し、2017年度に予定する国道58号バスレーン延長の見直しを要請していたことが分かった。

 会議所の調査に回答した市内169社のうち、70・4%が朝の久茂地向け終日実施に反対している。沖縄県庁で5日に開かれた推進協会議で報告された。

 要請は4日付で、(1)現状ではさらに国道58号の渋滞を招き、経済的損失が増大(2)周辺住宅街を迂回(うかい)する車が増えて通学時の学生や児童に懸念が及ぶ-などを理由に見直しを要請。浦添港川道路など58号を補完する周辺道路の整備を優先した上でバスレーン延長を求めた。

 推進協は来年2月から一部区間で試験する「第一段階」の延長で効果を検証し、必要があれば見直す方針。第一段階は、朝の那覇向けで、宜野湾市伊佐から那覇市久茂地まで断続的に設定されている既存区間8・8キロを10・4キロに延長。夕方は、久茂地から天久までの既存区間2・2キロを浦添市牧港まで計7・2キロに延ばす予定。