不動産開発事業のアールジェイエステート(那覇市、一丸秀信会長)は7日、竹富島にコテージを中心とした新ホテル「コンドイビーチホテル(仮称)」の建設に着手すると発表した。敷地はビーチから徒歩1~2分の約2万1千平方メートル。2010年に地元地主から取得しており、来年6月以降着工、16年夏ごろの開業を目指している。

竹富島のコンドイビーチホテル(仮称)のイメージ模型

建設計画を発表するアールジェイエステートの一丸秀信会長(右から2人目)ら=7日、沖縄県庁

竹富島のコンドイビーチホテル(仮称)のイメージ模型 建設計画を発表するアールジェイエステートの一丸秀信会長(右から2人目)ら=7日、沖縄県庁

 同社初のホテル事業で、自社で運営会社を設立する計画。総事業費約20億円。歴史的景観保全地区に指定されている島の景観に配慮して、全棟赤瓦の木造平屋建てのコテージ型24室、連棟式客室5棟23室の計47室を建設。広さは1室40~80平方メートルになる。

 宿泊料金は1室2人利用で3万~7万円。幅広い客層を想定し稼働率85%、月間3千~3500万円の売り上げを目指す。地元の人を中心に40~50人を雇用する予定。

 プールや芝生広場、団体客や地元客も利用できるカフェ・レストランなどを併設し、ビーチ利用者向けの更衣室やロッカー室も整備する。

 7日、沖縄県庁で会見した一丸会長は「島内の民宿と料金やサービスで競合しないように運営したい。旅行社を通して民宿とホテル滞在を組み合わせた連泊商品を開発するなど地元事業者と連携して運営していきたい」と話した。

 新石垣空港の開港で竹富島を訪れる観光客も増加傾向にあるが、宿泊施設の不足などで日帰り観光が中心となっており、島への滞在日数増加にも貢献する考え。住民説明会は昨年12月から2回開き、近く3回目を開く。