【平安名純代・米国特約記者】米海兵隊がジャングル戦闘訓練を行う沖縄本島の北部訓練場の一部使用を中止していることが分かった。

 訓練に参加し、レプトスピラ症に感染した疑いのある米兵数が過去2カ月間で約90人に達し、手術を受けるなど深刻な症状に至っている現状を踏まえた措置。米軍事紙マリンコー・タイムズが3日付で報じた。

 同紙によると、感染が確認されたのは約半数以上で、一部は集中治療室で緊急手当てを受け、3人は胆のうを摘出する手術を行った。その他の深刻な症状を発した米兵らは抗生物質などで治療した。

 急増している原因は調査中だが、台風と関連がある可能性を指摘している。

 レプトスピラ症は、犬やマングースなどの野生動物の体内に潜む病原菌が尿で汚染された水や土壌から人に感染する。頭痛や発熱、筋肉痛などの症状があり、適切な治療を受けない場合は死に至ることもある。

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