【佐久間トーマス通信員】浦添市から訪問した鼓衆若太陽(ちぢんしゅうわかてぃーだ)が10月14日、シアトルタコマ国際空港の隣町ビューリアン市にあるハイラインパフォーミングアーツセンターでコンサートを開催した。

力いっぱいの演舞を披露する鼓衆若太陽のメンバー=ワシントン州ビューリアン市

 当初は12日日曜日の開催予定だったが、出発前日に沖縄を台風が直撃し、飛行機は全てキャンセル。天変地異はいかんともしがたく、やっと台風の抜けた日本時間の14日、東京からワシントン州に到着した。

 中学、高校生の若者ら24人は疲れもみせず、当日の午後から早速のリハーサル。会場もちょうど14日だけは他に予約がなく、コンサートが決行できたのは幸運だった。急な日程変更に、県人会役員は連絡などに一丸となって当たった。テキサス州で公演をしていたミュージシャンの日出克さんも合流。日出克さんのまな娘の美音(みおん)さんも遅れて鼓衆若太陽とともに到着。その後のスケジュールは予定通りに進行した。

 コンサートには約300人の観客が詰め掛け、大きな声援が送られ、最後はカチャーシーで会場は一体となった。メンバーはコンサート終了後、出口に並び、握手を求める観客と記念撮影に納まるなど「楽しかった」と感想を語った。

 県人会の歓迎会、ボーイング工場の見学、16日にはカナダのバーナビー市でのコンサート、翌日は市長の家族も参加してマウントレーク市の教会でのコンサートと全ての日程を無事に済ませた。最後の夜は県人会が、アメリカンスタイルのバフェの会食で労をねぎらった。