【大西理子通信員】第5回中国国際健康と栄養保健品展がこのほど、上海新国際博覧センターで開かれた。沖縄から金秀バイオ、レキオファーマ、石垣の塩、マーミヤかまぼこがブースを出展し「安心で安全、おいしくて、健康にも良い」県産品をPRした。

「揚げたては味が違うはず」と、かまぼこが揚がるのを待つ来場者。中国人の食への探求心は格別高い=上海新国際博覧センター

 沖縄県産品の輸入などを手掛ける上海ラスアルカイマ有限会社の顧東寧さんは、バイヤーとして沖縄を訪れ県産品の良さ、その可能性を感じ今の会社へ転職した。顧さんは上海のアンテナショップとして県産品などを紹介するイベントの手配や物流に携わっている。「来場者の反応は上々。(沖縄県産品の)代理店をやりたいという声も聞けた。物が良い事は理解してくれても国内品との価格差が余りにも大きい」など、来場者からの直の声に県産品の良さをあらためて実感した様子だった。

 またブースには沖縄の美しい海や空を背景に県産品がつくられている地域の写真を展示、地域ごとの商品を並べて紹介、また大画面のテレビでは現地の紹介映像を流し安心・安全な環境を強調しPRした。

 ブースでは揚げたてのマーミヤかまぼこの試食も実施、香ばしい香りが立ち始めるとさらに多くの来場者が詰めかけ試食を楽しんだ。実際に試食した来場者は「中国にも同じような食材はあるが、味が全然違うし野菜などを練り込んでいる物は初めて。すごくおいしい」と国内産の類似品と比較しながら堪能している様子だった。

 今回初めて上海を訪問したというマーミヤかまぼこの兼久一彦さんは「反応は良い、と言うが輸出を考えると鮮度、コストが課題。私たちのような小さな会社だけでは海外進出は厳しい。もっと県とも協力し合ってアジアへ飛躍できれば」と抱負を語った。