【浦添】浦添市はキャンプ・キンザー沖埋め立て地の西海岸第1ステージについて10日までに進出企業の再公募に着手した。売却対象は、第1ステージ(18・3ヘクタール)のうち道路や緑地を除く約8・55ヘクタール。価格は1平方メートル当たり5万300円で総額約43億300万円。来年4月の1カ月間に応募登録、5~7月に事業提案書の提出を受け付け、専門家の審査を経て9月中旬に事業者を決定する。

 再公募では、当初「ホテル」「観光型商業交流施設」「駐車場など」と分けていた3区画の用途をすべて「観光型商業交流施設」にして自由度を高め、一括分譲する。不動産証券化を考える事業者からも相談を受け付ける。

 市は昨年9月に公募を実施したが、進出の意思表示をした3企業体のうち2カ所が提案書直前で辞退。残る1カ所は書類の不備で審査対象外となったことから、公募そのものが白紙になっていた。

 市はその後、外資を含む約30企業にヒアリングし、早期売却に向け公募要項を見直した。市土地開発公社は第1ステージを埋め立てるために金融機関から約40億円を借り入れており、うち約17~18億円が債務として残っている。返済期限は来年1月。市議会の同意を得た上で返済期限を1年先送りするよう求める方針。