【名護】名護の風景や人々の暮らしを撮った故上地完徳さん(1935~2004年)の写真展が、名護博物館ギャラリーで開かれている。入場無料。16日まで。

展示された写真に見入る人たち=10月31日、名護博物館ギャラリー

 上地さんの家族がこのほど、自宅に保管してあった上地さんの写真資料を市に寄贈。貴重な写真が多いことから、同博物館と市教育委員会文化課が展示会を企画した。

 上地さんは高校の理科教師で、初めてのボーナスで買ったカメラで写真を撮り始めた。今回、寄贈されたのは書類保存箱30箱分のフィルム2387本。最も古い写真は1958年のもので、やんばるの風景や祭り、名護の人々の生活などを写し出している。

 写真展のオープニングセレモニーに出席した妻の洋子さん(72)は「亡くなってからは初めての写真展。皆さんに見てもらえてよかった。私もうれしいし、本人も喜んでいると思う」と話した。

 市は今回寄贈のあったものから資料として価値の高い写真を選び、データ保存する作業を進めている。写真展には上地さんが愛用したカメラも展示している。

 開館は午前10時~午後6時。月曜休館。