【石垣】国内洋菓子メーカー大手エーデルワイス(神戸市)の創業者で石垣市出身の比屋根毅会長を招いた講演会「人を笑顔にするものづくり」(主催・石垣市商工会)が11日、ホテル日航八重山で開かれた。

比屋根毅会長

 比屋根会長はオキコと共同出資したエーデルワイス沖縄が来春、那覇市のデパートリウボウ、タイムスビルの2カ所に出店する計画を説明し「国内外でスイーツイベントを積極的に展開している。石垣島に進出できれば、このようなイベントを開きたい」と語り、数年後には石垣市への出店を目指す考えを示した。

 比屋根会長は15歳で沖縄本島に渡り、その後、仕事を求めた大阪の公共職業安定所で「朝鮮人と沖縄人お断り」との差別張り紙に「差別を受け奮い立った」と強調。エーデルワイス創業後はフランチャイズ(FC)展開で業績を上げ、売上高は150億円に拡大した。

 一方、コンビニの増加でFCに見切りを付け、新ブランドに移行。「信頼する人の抵抗やうその報告も多く、必死で経理や経営の勉強をした。FCをやめる決断がなければ、現在の会社はない」と語った。

 比屋根会長が石垣島で講演するのは初めて。講演会は市商工会設立40周年記念で行われ、来場者は企業経営のヒントに耳を傾けた。