投票日まで1週間を切った知事選。告示直後に話を聞いた有権者4人は、選挙戦真っ最中の風景をどう眺めているのか。

■生の声聞き判断(事務職65歳・宜野湾市)

 告示後、新聞を読んだけど、基地問題で投票を決めようという気持ちは告示のときと変わらない。ただ、自分が投票しようとしている候補の声を生で聞いていないので、投票日までに演説などを聞いて判断したい。

 本当に、その候補が掲げる政策が実現できるのか気になる。やっぱり実際に訴えを聞いて「違う」と感じたら、誰にも投票しないかもしれない。投票した候補者が当選して、のちのち違う方向に進んじゃったら責任を感じてしまう。

 これまで、基地問題で沖縄はだまされ続けてきたので、しっかり考えたい。 

■離島振興見えず(自営業51歳・宮古島市)

 投票日まで1週間切ったっていうのに、まったくもって宮古は静かだよな。盛り上がっていない感じがする。不思議だよな。石垣はどうなんだろうか。

 普天間や辺野古の人たちには申し訳ない気はするが、宮古の人にとって切実なのは、基地問題より経済とか身近な生活の問題なのかもしれない。経済問題イコール離島振興なんだ。候補者4人の政策を見比べてみても、その辺がはっきりしないよな。じっくり考えたいし、もちろん投票には行くつもりだ。

 俺の1票だって、大事な1票なはずだから。

■中傷ビラに疑問(子育てママ41歳・名護市)

 あちこちで選挙カーが走りだし、総決起大会なども開かれて、選挙ムードが高まってきたと感じています。大会会場まで行って参加するまでの行動力はないんですが、それでも関心高く、見聞きしています。

 政策は4人とも最初のころとあまり変わりなく、やはり基地問題以外は同じ気がする。でも最近、家に中傷ビラがよく入るようになった。書いていることに惑わされないようにと思うけど、逆にそこまでやるのもどうなのかと疑問に感じますね。あと、学校近くで街頭演説するのも迷惑なのでやめてほしいなあ。

■公約翻意に不安(大学院生23歳・豊見城市)

 周りの友人には、今まで投票に行ったことないけど今回は行くという人もいる。県議選や市議選と違い、知事選は関心が高いみたい。自分自身は関心がある一方で不信感もある。投票しても、結局公約をひっくり返すんじゃないか、と。

 基地問題以外は4人とも政策が似ている。みんなが望むことを書き並べている感じ。でも「してほしいこと」と「実現できること」は違うはずだけど。

 ネット選挙は浸透している実感はそれほどない。まだ投票日まで1週間近くあるので、直前まで考えて投票先を決めたい。