【渡嘉敷】渡嘉敷村商工会女性部(国吉佳奈子会長)が島産の紫黒米をふんだんに使った「むらさき黒米味噌」を商品開発し、第17回商工会特産品フェア「ありんくりん市」食品の部で審査委員特別賞を受賞。14日から那覇市で開催される「離島フェア2014」にも出展する。

商品をPRする国吉佳奈子会長(後列左から2人目)ら商工会メンバー=10日、渡嘉敷村

 紫黒米は島の強い日差しと豊富な水で生産された古代米。「安心、安全でおいしいものを」という女性ならではの思いが込められ、みそは無添加にこだわった。これまで作られていた渡嘉敷みその手法に新しいアイデアを取り入れ、風味豊かな納得のいく商品ができあがった。

 国吉会長は「当初は会員の自宅で大豆を加工するなど、すべてが手作業。温度や湿度の品質管理に苦労した。村の加工所を借りてから、機械も導入し安定生産ができるようになった」と苦労を語った。

 現在は島のお土産品店のみの限定販売のほか、イベントなどで購入できる。小売価格は300グラムで800円と割高感はあるが、国吉会長は「リピーターのお客さんからの評判は上々で、送ってほしいとのリクエストもある。今後も研究を重ね技術力をアップし、年間2千個の生産が目標」と意気込む。「来年2月のとかしきマラソンまでには新たな商品が発表できる予定」と更なる商品開発に余念がない。(新垣聡通信員)