沖縄総合事務局は14日、今年7月現在の県内耕地面積が前年比100ヘクタール(県立武道館約154個分)減の3万8700ヘクタールで1972年の本土復帰以降、最小だったと発表した。

 農家の高齢化、後継者不足に歯止めがかからず、92年の4万7100ヘクタールをピークに減少し続けている。

 前年比で最も減り幅が大きかったのは牧草地の170ヘクタール減。牛を中心とした牧草地は5810ヘクタール。78年以降、本土に移出する子牛の需要増に伴い増加していたが、需要が鈍化したことで2011年を境に縮小している。

 稲や田芋を植える田んぼは852ヘクタールで前年から1ヘクタールの増加、ミカンやパイナップルなどの樹園地は前年比10ヘクタール減の1910ヘクタールとほぼ現状を維持。野菜やサトウキビを栽培する普通畑は前年と同じ3万100ヘクタールだった。

 沖縄総合事務局は「全国的にも高齢化や後継者不足が顕著になっている」と指摘。「現状を保ちながらも、少しずつ減っているような状態。来年以降も同様に推移するとみている」とした。

 全国の耕地面積は前年比1万9千ヘクタール減の451万8千ヘクタールとなった。