第12回知事選は16日投票され、無所属・新人で前那覇市長の翁長雄志氏(64)の初当選が確実となった。米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設が最大の争点となった知事選で「辺野古新基地は絶対に造らせない」と主張した翁長氏が当選し、普天間飛行場辺野古移設への「反対」の県民意思が示された。

当選が確実となり支持者とバンザイで喜ぶ翁長雄志氏(中央)=16日午後8時10分、那覇市壺川の選挙事務所

 自民出身の翁長氏は保守・革新の枠組みを超えて知事選に挑んだ。翁長氏の当選で辺野古沖で進む国の移設工事の進捗しんちょくに影響を与えるのは必至ひっしだ。日米両政府が沖縄の民意にどう向き合うのか、今後の県との対応が焦点になる。

 3選を目指した仲井真弘多氏(75)が敗れたことで稲嶺恵一前知事から続く16年の自公体制の県政が崩壊。知事選の結果は、年内に想定される衆院総選挙にも大きな影響を与えそうだ。

 沖縄タイムスなどの出口調査などを基に情勢調査などを総合的に分析した結果、翁長氏の当選確実と判断した。