美術研究会「白馬会」が主催する第27回作品展が18日、那覇市久茂地のタイムスビル2階で始まった=写真。米軍基地跡から見つかった有毒物質入りドラム缶を模したオブジェなど、会員14人が手掛けた野心的な約40点が並んでいる。23日まで。

 海底に沈む有毒物質入りドラム缶の上をジュゴンが悠々と泳ぐ姿を描き、自然の大切さを訴えたアクリル画や、羽が折れた堕天使の人形を、十字架刑のようにキャンバスにひもで巻き付けた立体作品を展示した。白馬会が主題とする抽象作も多く、英字の新聞や雑誌の紙片を貼り合わせたり、頭のないマネキンに鮮やかな青色と岩肌色を塗ったりして制作した立体造形も掲げている。ドラム缶のオブジェと絵を出展した会員の宮城宏吉さん(75)=北中城村=は「どの作品にも独創性があって興味深いですね」と話した。入場無料。