名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局は18日夜、キャンプ・シュワブ沿岸の大浦湾側に新たに敷設する桟橋工事向けの資材をシュワブ内に搬入した。週内に海上作業を再開する方向で準備を進めている。16日投開票の知事選で、辺野古移設反対の翁長雄志氏が当選した直後だけに、県内の反発はより一層強まるとみられる。

積み荷をシートで覆い資材を搬入するトレーラー=18日午後10時30分、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブ

 知事選告示期間も夜間の資材搬入を続けていた。桟橋工事は砕石などをすでに搬入し、着手できる状態にあるとみられる。桟橋は海底ボーリング調査に使用。海上部分の長さは65メートルで大型車両が通行できる幅に整備する。砕石を敷き詰める事実上の埋め立てになる。

 18日午後10時すぎから約15分間、緑のシートで荷台を覆った大型トラック11台がシュワブ基地内へ入っていく様子が確認された。

 防衛局は台風の影響で海岸や砂浜に打ち上げられたフロートを沖合へ広げる形で再設置する。その後に、桟橋工事に着手するとみられる。ボーリング調査や、調査結果を受けた実施設計の履行期限は今月30日だが、10月の台風や知事選の影響を避けるため、海上作業を中断し、大幅に遅れていた。防衛局は作業を急いでいる。