【名護】16日の県知事選挙で初当選を果たした前那覇市長の翁長雄志さん(64)が19日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前を訪れ、新基地建設に抗議し座り込みを続ける人々を激励した。翁長さんは「10万票の差が示す民意をしっかり受け止め、辺野古に基地は造らせない」と力強く語り、拍手を浴びた。

キャンプ・シュワブのゲート前の仮設テントを訪れ、住民を激励する翁長雄志さん(右から2人目)=19日午後2時23分、名護市辺野古

 午後2時20分、翁長さんがテントに姿を見せると、市民ら約50人が拍手で出迎え。一人一人と笑顔で握手を交わした翁長さんは「ウチナーの思いを、そして本当の民主主義とは何なのかを、沖縄からしっかり発信していく。基地問題の解決のため、先頭に立って頑張っていく」と決意を述べた。

 ヘリ基地反対協議会の安次富浩共同代表は「今日、海上作業が始まりカヌー隊が抗議している。次期知事は日米政府との交渉、われわれは現場で闘っていく。政治と大衆運動が一体となって頑張りたい」と伝えた。

 沖縄防衛局は同日午前、台風などで中断していた海上作業を開始。浮桟橋などを設置し、市民らがカヌーで海に出て抗議行動を続けている。