【那覇】顔や体が磁器で作られた人形「ビスクドール」の展示会「ドールシンフォニー2014」が18日から、パレットくもじ6階の那覇市民ギャラリーで始まった。人形工房エンジェルロコ沖縄教室が主催。井樋(いび)秀子講師ら14人が制作した約80作品を展示している。入場無料で23日まで。

約80点の「ビスクドール」が紹介されている展示会=那覇市民ギャラリー

 ビスクドールはフランスが発祥。19世紀後半に制作されたアンティークドールの復元型を使い、電気釜で高温焼成後、低温で絵付け・定着の作業を繰り返す。組み立てた人形に着せる下着、かつら、洋服、帽子、靴も自作し、1体仕上げるのに約半年を要するという。

 同教室の展示会は初めて。井樋さんは「安易な複製でなく、当時の作品や技術を研究し、完成度の高さを追求している。制作過程に陶芸から服飾、美容まで、幅広い要素が含まれているのが魅力」と話す。

 エンジェルロコ主宰の土倉ひろ子さん=北九州市在住=は「ビスクドールのファンは多いが、自分で作れることを知らない人がほとんど。展示会を機会に、認知度を高めたい」と広がりに期待していた。

 展示会は午前10時~午後7時(最終日は午後5時まで)。問い合わせは井樋さん、携帯090(1518)0437。