米軍普天間飛行場返還に伴う名護市辺野古の新基地建設で、沖縄防衛局が大浦湾側のキャンプ・シュワブ沿岸に、長さ約300メートルの仮設岸壁を建設することが20日分かった。石の詰まった網など建設資材は、すでにシュワブ内に搬入されており、天候などの条件や準備が整い次第、近く着工する。県に提出した「岩礁破砕等許可申請書」には長さ65メートルの仮設桟橋の建設も記載しているが、防衛省は「今のところ岸壁だけで対応できる」と、桟橋建設は見送る方針を示した。

仮設岸壁などの位置図

 岸壁は長さ298・8メートル、幅17~25メートル、面積6545平方メートル、容積2万300立方メートル。海底に、岩石を打ち砕いた石材を敷いた後、石の詰まった網を海面まで積み上げ、舗装して整備する。岸壁は調査後も撤去しないため、事実上の埋め立てになる予定。